直島 | Life affair

直島



今週末は、急きょ直島に行くことになった。
ずっと行ってみたくてたまらなかった直島についに・・!
早起きして大はしゃぎで出掛ける。

まず岡山の奈義現代美術館“Nagi MoCA”へ寄り道。
こちらもかねてから行きたかった
荒川修作の作品を体感したくて。

「偏在の場・奈義の龍安寺・建築的身体」と題されたその作品、
外観から眺めた太鼓のような形の建築物のなかに
すっぽり収まり、京都の龍安寺の石庭をモチーフに
天地が反転しているのか何なのか、
普段使っている五感や価値観が
ひっかき回されたような感じを受け、面白かった。

勿論写真を撮りまくろうとしたけど
どうもカメラにうまく治まらず断念。

岡山からフェリーに乗り念願の直島入り。
着いた途端、島民の人が普通に暮らす漁村のような印象を
受ける。バスに乗り継ぎ、まず着いた
地中美術館は7月に完成したばかり。
先日兵庫県立美術館で安藤忠雄さんが言っていた通り
モネの原画が展示してあった。
 

地中美術館

 
この美術館に着いた途端、未来を描いた映画に
出て来そうな建築物、管理体制が鮮烈だった。
まずクロード・モネの睡蓮は、よく知られた睡蓮より
ダークな色合いで美しかった。
驚いたのはこの展示スペースの床は
5cmくらいの角に切られた大理石が
7万個敷き詰められていた事。

隣のジェームス・タレルの作品はもう言葉には
言い表せないくらい素晴らしかった。
ハコ一体を使った光のアートだった。
この人の作品をいつかぜひ観てみたいと思っていたけど
こんなに満喫できるとは・・。
そのほか、ウォルター・デ・マリアなど
本当に卒倒してしまうくらいに刺激的な作品ばかりだった。
写真は全くもって禁止されているけど
こんなに素晴らしい忠雄さんの建築物を観てしまっては
いかんともしがたく、監視の目を盗んでは
こっそりとデッドスペースで写真を撮り合う。

その後、ベネッセミュージアム目指して歩いていると
海辺にジャグジーが。
砂浜で遊び、ジャグジーで足湯をして
ミュージアムに着いた頃には
もう閉館も近く、慌てて最終のバスを待つ。

最終のバスに乗ってフェリー乗り場へ。
想像以上の感銘を受け、きっとまた来たいと
彼氏も思ったはずだ。
岡山に着くと更にフェリーで高松へ。